aRmaについて

aRmaは、放送番組を中心とした映像コンテンツの利用と流通を支援し、映像コンテンツに含まれる実演の権利処理を適正にかつ効率的に行うために、2009年6月19日に一般社団法人 日本音楽事業者協会、公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会、一般社団法人 日本音楽制作者連盟の3団体によって設立されました。

2011年7月には一般社団法人 映像実演権利者合同機構、一般社団法人 ＭＰＮを加え、映像コンテンツに参加する日本の実演家の権利処理に関する統一的な窓口として活動を始めました。

また、同時期に有線放送事業者が行う同時再放送に係る補償金の有線放送事業者からの徴収と権利者への分配を業務内容に加え、2015年には映像コンテンツに含まれる実演の権利処理を行うワンストップサービスとしての機能を拡充するために、著作権等管理事業者として文化庁の認可を受け、映像コンテンツに含まれる実演の権利処理及び実演家への使用料等の分配をより直接的に実施することを可能にしました。

具体的には自ら開発した権利処理システムを通じて、利用許諾の申請に始まる様々な手続きをほぼすべてインターネット上で完結することを可能にすることで、映像コンテンツの利用者と実演家をスムーズにつなぎ、一元的に権利処理を行う体制を構築いたしました。

Blu-rayやDVDなどのビデオグラム、海外への番組販売など、従来からある映像コンテンツの二次利用に加え、近年は放送局のコンテンツ配信サービスや、NetflixやAmazon Prime に代表されるOTTサービス等への映像コンテンツの需要が急激に高まっています。

新たなサービスが次々に開始され、映像コンテンツの利用の形が刻々と変化する中、そのコンテンツに参加する実演家の権利の在り様も日々変化しており、権利処理の新たな対応が必要になっています。

aRmaはこうした映像コンテンツの利用形態の多様化・拡大に真摯に向き合い、これからも利用者の皆様に対して適正な権利処理サービスを提供するとともに、実演家の権利の確保、拡大を求めていく所存です。